こんにちは。あんです。
今回の記事は4月19日(金)~4月22日(月)に行われた「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2019 予選」で使用した構築の紹介となります。
構築経緯
予選は1日に何戦もしなければならないため、普段1日に2、3戦しかしない自分にとっては途中で集中力が切れてプレイングミスをやりかねないために拘りスカーフを持たせて、ひたすら潮吹きをするというシンプルな構築を使おうと考えました。
スカーフカイオーガを使うにあたってゲンシグラードンの終わりの大地をかき消すことができる、猫騙し等の先制技を無効にする他、火力の強化や、ワイドガードや気合いのタスキを潰せるがすんなりと入ってきました。
この3匹だとオーガレックミラーがあまりに辛いので、2匹の弱点を突くことができ、なおかつドーブルやモロバレルのキノコのほうしから味方を守れる、ゼルネアスにジオコントロールを積まれてしまうとどうにもならないのでにレッドカードを持たせて採用することでケア。
この5匹はS操作技がコケコのエレキネットしかなく、相手に追い風をされてしまうと上から殴られて負けてしまうため、残りの1枠はそれのケアとしてを入れて完成。
選出パターン
1.基本選出
先発 :+
後発 :+
アマージョでサポートしながらカイオーガの潮吹きで相手をどんどん削り、削りきれなかった部分を裏の2匹で削り切る。
2.相手の追い風展開をカイオーガで阻止できないと判断した場合
先発 :+
後発 : +
相手の追い風を奪い、その間にカイオーガで削ることでカイオーガの上を取らせずにひたすら攻める。クロバット入りの構築等ではこの並びで戦う。
3.グラゼルネの場合
先発 : +
後発 : +or
先発にメガボーマンダが出てきた場合はカイオーガの冷凍ビームで倒して追い風展開を阻止する。その際乱気流を起こすと倒せなくなるためレックウザはメガ進化をしない。
ゼルネアスが先発の場合は潮吹きでほどよく削り、わざとジオコントロールを積ませる。次のターンにメタモンを投げることでゼルネアスをコピーして相手のゼルネアスはレッドカードで退場させる。
カイオーガとレックウザを並べることで先発でゲンシグラードンが出てきた場合は交代、裏に控えてる場合は出されないことが比較的多い。
個別解説
カイオーガ
持ち物 : 拘りスカーフ
性格 : 臆病
特性 : 雨降らし
実数値 : 175 - × - 110 - 202 - 160 - 156
努力値 : C252 S252
技 : 潮吹き、根源の波動、冷凍ビーム、雷
※努力値が4余っていたが振るのを忘れていたw
パーティの主軸。
技は最強の範囲技である潮吹き、HPが減った際の根源の波動、レックウザやボーマンダを殴れる冷凍ビーム、ゲンシカイオーガを意識した雷を採用したがほとんど潮吹きしかしなかった。
本番の前日まで控えめの個体を使用していたがスカーフを持ったカプ・テテフに上から殴られることが多かった。スカーフを持たせる場合は性格が控えめの可能性が高いだろうと思い、それを抜くために臆病個体に変更した。(しかし潜ってみるとスカーフ臆病テテフが大量発生していて泣きそうになった。)
メガレックウザ
持ち物 : 拘り鉢巻
性格 : 意地っ張り
特性 : メガ前 エアロック
メガ後 デルタストリーム
実数値 : メガ前 181 - 222 - 110 - × -110 - 147
メガ後 181 - 255 - 120 - × - 120 - 167
努力値 : H4 A252 S252
技 : 画竜点睛、神速、滝登り、地震
ゲンシグラードン対策。
ゲンシグラードンの終わりの大地を無効にするために裏から投げることが多かったので当初は気合いのタスキを持たせてました。しかし火力が微妙に足りなくて負けるということが多かったので拘り鉢巻を持たせました。
技は画竜点睛、神速は確定。ゲンシグラードンを一撃で仕留めることができる滝登り。範囲技が欲しかったので地震を採用。ゲンシグラードンは基本天候を無効or奪ってカイオーガの潮吹きで落とすため滝登りを打つ機会は少ないが、カイオーガが落とされてしまうと一撃で倒す手段がなくなるため保険程度に。
アマージョ
持ち物 : 格闘Z
性格 : 意地っ張り
特性 : 女王の威厳
実数値 : 148 - 189 - 118 - × - 118 - 124
努力値 : H4 A252 S252
技 : パワーウィップ、飛び膝蹴り、フェイント、手助け
スカーフカイオーガのお供。
技はメインウェポンのパワーウィップ、ナットレイ意識の飛び膝蹴り、守るやワイドガード、気合いのタスキを破壊するフェイント、潮吹きの火力を上げる手助けを採用。
持ち物は飛び膝蹴りの外しによる自傷ダメージが怖かったので格闘Zを持たせた。
アマージョがいる状態で先制技を打たれることはほぼないため一時的にキノコのほうしから味方を守れるスイートベールにしていたが、カプ・コケコを採用することでわざわざスイートベールにする必要がなくなったため元に戻した。アマージョの女王の威厳を知らないシングル勢らしきプレイヤーが猫騙しを打ってくることが何度かあったので正解だった。
カプ・コケコ
持ち物 : フェアリーZ
性格 : 臆病
特性 : エレキメイカー
実数値 : 145 - × - 105 - 147 - 96 - 200
努力値 : C252 D4 S252
技 : 10万ボルト、エレキネット、マジカルシャイン、守る
オーガレックに強く、モロバレルやドーブルのキノコのほうしから味方を守ることもできる。技は命中安定の10万ボルト、相手のSを下げれるエレキネット、命中安定の範囲技でなおかつラブリースターインパクトの元となるマジカルシャイン、守るを採用。雷は天候がコロコロ変わる環境のため自ら天候を変えることができないコケコには使いにくいと思い却下。
メタモン
持ち物 : レッドカード
性格 : 陽気
特性 : 変わり者
実数値 : 155 - × - × - × - × - ×
努力値 : H252
技 : 変身
ゼルネアス対策枠。ジオコンを積んだゼルネアスが殴ってくるタイミングに正面に出すことで上昇した能力をコピーしつつ、相手のゼルネアスはレッドカードで手持ちに戻すことができる。
お前の(ジオコンを積んだ)ゼルネアスは俺のもの! 俺のものは俺のもの!!!
ゾロアーク
持ち物 : 王者の印
性格 : 臆病
特性 : イリュージョン
実数値 : 136 - × - 80 - 171 - 80 - 172
努力値 : H4 C252 S252
技 : 悪の波動、投げつける、横取り、挑発
※Cの個体値が30の妥協個体
地雷枠。スカーフカイオーガ+アマージョの並びは追い風展開をされるとかなり不利になるため横取りで相手の追い風を奪い、カイオーガが上から殴られないようにする。その後は王者の印を投げつけることでカイオーガが一撃で倒せない相手の動きを封じることができる。
技は上記の通り横取りと投げつけるは確定。メインウェポンの悪の波動、トリル展開への対策と横取りで奪った後に追い風を使えなくするために挑発を採用。
アマージョに化けて出すことで相手は先制技を打ってこなくなる。
上手く決まるとこのようにかなりのアドになる!
アマージョは横取りを使えるので安易に追い風をしないことをお勧めします pic.twitter.com/vIjCh9emhD
— あん@ミリ6thSSAday1、バンナムday2、デレ7thナゴド両日 (@ankou_0818) 2019年3月24日
※この動画のアマージョはゾロアークです。アマージョは横取りを覚えませんので誤解しないように!
戦績
45戦中 33勝 12敗 (勝率73.3%)
最高レート 1766
最終レート 1720~1730くらい
1日目
諸事情により潜れなかった。
2日目 20戦中 19勝 1敗(勝率 95%)
◯◯◯◯◯◯◯◯◯×
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
3日目 25戦中 14勝 11敗(勝率 56%)
◯×××××◯◯◯×
◯◯◯◯×◯◯◯××
×◯◯×◯
3日目の1戦目が終了した時点で21戦中20勝1敗という今までにないくらい調子が良かったです。
しかし22戦目の勝てた試合を落としたことがきっかけで負の連鎖に陥り、1766から1662まで落としてしまいました。
その後なんとか調子を取り戻してきたものの低レート帯ばかり引いたりしてレートはそれ以上上がらず終了。
QRパーティー
この構築をQRレンタルチームに登録したのでこの記事を見て興味を持った方や、今回の大会をおきにダブルバトルをしてみたいけど構築がないという方はぜひ使ってみてください。