前回に引き続き今月もやりました。
前回の記事
趣旨
来年の全国ダブルに向けて視野を広げようと考えた。
ルール
Twitterでリプがきたポケモンのみでマスターボール級に到達する。
#リプで来たポケモンだけで次のシーズンマスターボール級を目指す
— あん (@ankou_0818) 2020年8月7日
9月用
選ばれし6匹をどう使うか
今回選ばれたポケモンは
まずはこの6匹の中でも特に対戦で見ることのないノコッチとクチートに焦点を当てて、そこから構築の軸を作ることにした。
実はこの2匹を剣盾の対戦で一度も見たことない…
1.珍しい2匹について
種族値 :H100 A70 B70 C65 D65 S45
特性 :てんのめぐみ、にげあし、びびり
実用性のある技
あくび、へびにらみ、とぐろをまく、のろい、めいそう、どわすれ、こうそくいどう、バトンタッチ、がむしゃら、てだすけ、じならし
種族値 :H50 A85 B85 C55 D55 S50
特性 :いかく、かいりきバサミ、ちからづく
実用性のある技
たくわえる、てっぺき、バトンタッチ、てだすけ、くすぐる、こごえるかぜ、ふいうち、ぶんまわす
ノコッチは8月の中旬からリプが来ていたので早い段階から考察しておりバトンタッチをする型、あくびで先発ダイマックス(以降DMとする)に圧をかける型、トリックルーム下でじならしで味方の弱点保険を発動させる型を考えていました。
クチートについてはメガシンカの没収によりトリックルームアタッカーとして使えなくなってしまった。一応ノコッチと組ませて弱点保険を発動させればそれなりの火力を出せるとは思うがDM技がちからづくの対象外であること、そしてトリックルーム始動役のガラルヤドランの方が攻撃、特殊の両方とも勝っているためクチートに弱点保険を持たせるメリットがない。そもそもクチートとノコッチをトリックルーム下で並べるのは難しい。
またバトンタッチをするという案も考えたがノコッチの劣化に等しいと感じたため却下。
色々悩んだものの結論が出ないのでとりあえずクチートを添えた形でバトルをしてその経験を通して最終的に型を決めていくことにした。
2.構築の軸について
全体的に種族値が低いこと、そして特性がびびりでバトンタッチがつかえる唯一のポケモンであるノコッチをせっかく使うのでダブルバトルでは珍しいバトンタッチ軸にしつつ、欠伸で先発DMを流す動きもできるようにしたいと考えた。
袋叩きでびびりを4回発動させるための拘りスカーフナゲツケサル、この指止まれや怒りの粉で妨害されそうなときや、先発DMに対してノコッチの生存率を上げるための光の粘土アローラキュウコン、専用アイテムを持たせることで急所率が高くなるエースアタッカーのネギガナイト、トリックルーム軸に対してトリル封印ができて自己暗示でノコッチやネギガナイトの能力変化をコピーできるガラルヤドランとクチート以外の役割が定まった。
拘りスカーフ袋叩きでびびりを発動させるためどうしても一度ナゲツケサルを交代させる必要が出てくる。びびりを発動させて即バトンタッチをするのであれば役割を終えたノコッチをクッションにすることが可能だが、一度とぐろをまく際はノコッチをクッションにできないのでエースアタッカーであるネギガナイト以外の裏のもう1匹をクッションにすることになる。
そこでこのパーティ唯一の威嚇持ちであるクチートがクッション枠として最も適任だと感じました。クチートが場に居座り続けるのはあまりに弱いので脱出ボタンを持たせてナゲツケサルを素早く出せるようにしました。
個体紹介
持ち物 :アッキの実
特性 :びびり
性格補正:B↑ C↓
実数値 :207-90-130-×-85-69
努力値 :H252 B228 S28
技構成 :ずつき、あくび
とぐろをまく、バトンタッチ
努力値配分
S…びびり4回発動で最速136族(カマスジョー)抜き
持ち物 :拘りスカーフ
特性 :負けん気
性格補正:S↑ C↓
実数値 :175-172-111-×-80-145
努力値 :A252 B4 S252
技構成 :インファイト、アイアンヘッド
いわなだれ、ふくろだたき
持ち物 :光の粘土
特性 :雪降らし
性格補正:S↑ A↓
実数値 :148-×-96-133-120-177
努力値 :B4 C252 S252
技構成 :ふぶき、こごえるかぜ
オーロラベール、こおりのつぶて
努力値配分
HB…余りをHに振ると低乱数で陽気連撃ウーラオスの水流連打で落とされてしまうためBに振った
ネギガナイト
持ち物 :ながねぎ
特性 :肝っ玉
性格補正:A↑ C↓
実数値 :169-205-115-×-102-86
努力値 :H252 A252 S4
技構成 :スターアサルト、ブレイブバード
リーフブレード、はたきおとす
ガラルヤドラン
持ち物 :オボンの実
特性 :マイペース
性格補正:A↑ C↓
実数値 :202-167-116-×-90-50
努力値 :H252 A252 B4
技構成 :シェルアームズ、じこあんじ
トリックルーム、ふういん
持ち物 :脱出ボタン
特性 :威嚇
性格補正:B↑ S↓
実数値 :157-105-150-75-75-63
努力値 :H252 B252 D4
技構成 :てだすけ、こごえるかぜ
ふいうち、まもる
選出例
1.先発:+
後発:+or
スカーフナゲツケサルの袋叩きでびびりを複数回発動させたり、とぐろをまくで能力を上昇させてバトンタッチでネギガナイトを場に出して全抜きを狙う。
2.先発:+
後発:+or
この指止まれや怒りの粉で袋叩きが通らなさそうな場合や打開DMを狙う場合の選出。
結果
ハイパーボール級を永遠と彷徨っていた。
この他にも友人とBO3でストレート負けもした。
ではなぜそうなってしまったのか。
答えは至ってシンプルで火力が出せなかったことにある。
ネギガナイト、ナゲツケサルのどちらかがDMをするが、タイプ一致で打てるダイナックルが他のDM技に比べて威力が低くなってしまうので若干火力が足りなくて倒せず、殴り負けることが多かった。
またギミックを成功させて攻撃の態勢を整えるまでに時間がかかってしまうという点も要因の一つである。前回のスカーフジャラランガの投げつけるでアローラライチュウの弱点保険を発動させるような簡単に火力を底上げできる手段が欲しかった。
このように問題点はあったもののその多くがアタッカーにあり、バトンタッチでエースアタッカーに繋げる動き、相手の先発DMを欠伸で流す動き、この両方を使い分けることができるノコッチを軸としたコンセプト自体は悪くなかった。むしろこのお陰で良い勝負ができていた。
カジュアルバトルでバトンタッチエースを相手に能力を下げられないソルガレオで回していたら感触が結構良かったため、冠の雪原が配信されたら同じく相手に能力を下げられないメタグロスで試してみたい。
また今回の構築ではバトンタッチの動きはスカーフナゲツケサル、打開DMの動きはアローラキュウコンを一緒に選出していたが、袋叩き、光の壁、リフレクターが使えるドラパルトと並べることでどちらの動きも可能となり柔軟に対応できる。そのためノコッチを使うならばドラパルトは是非ともパーティに入れたい。
びびりノコッチのケツを叩いてみた
— あん (@ankou_0818) 2020年8月12日
(モーション長くて一部見切れてる) pic.twitter.com/iGjxzqKrtu
最後に
現在剣盾のモチベーションが低下しており、冠の雪原が配信されるまで過去作で貴重な個体や二つ名個体を準備しようとしているので来月からはこの企画を中止する予定です。
ですが、視野を広くするのに良い企画なのでいずれはまたやろうと思います。
そのときは気軽にリプくださいw