【 構築経緯 】
〇コンセプト決定まで
自分が開催したガラル相棒自慢杯のために剣盾での相棒枠であるを絶対選出する構築を作る必要があった。
ガラル相棒自慢杯の詳しいルールはこちらをご覧ください。
ウッウをダブルバトルで活躍させるとなるとこの2つの強みのどちらか、もしくは両方を活かす必要がある。
①うのミサイル
→ 波乗りで貯水、呼び水、蒸気機関、球根を発動させる
②ダイストリーム、ダイジェットがタイプ一致で打てる
→ 隣の素早さを上げて、雨状態となり威力の上がった水技や必中の雷で相手を倒す、すいすいを発動させる
そこで2つの構築案を考えてみた。
( 案1 )
先発:ウッウ+セキタンザン
後発:トリトドン+α
スカーフウッウの波乗りでセキタンザンの蒸気機関と弱点保険を発動させる。
ウッウをトリトドンへ引くことで水技からセキタンザンを守れる。
( 案2 )
先発:ウッウ+ピカチュウ
後発:ウオノラゴン+ルンパッパ
猫騙し+ダイジェットで素早さを上げて、次のターンにダイストリーム+雷で攻撃。
ピカチュウが倒されたらウオノラゴンを出してダイジェットorダイストリーム+エラがみ。
すいすいアタッカーのルンパッパを入れることでトリトドンで詰むことがない。
どちらの案も素早さを上げて上から攻撃するというコンセプトのためトリックルームへの対策が欲しいところ。トリトドンを蓄えるやダイアースで要塞化させることでトリックルーム軸の構築にも対応できるので案1のセキタンザン軸で組むことにした。
国民的アニメの「サザエさん」みたいw
お魚咥えたどら猫→サシカマスを咥えたウッウ
陽気なサザエさん→陽気ミントを吸ったセキタンザン
〇基本選出決定まで
セキタンザン軸の構築を組むに当たり、4月のINCで1位を取ったWolfeのドラパセキタンザン構築を参考にすることにした。
蒸気機関の起動役であるドラパルトをウッウに変えることで壁は貼れないものの、うのミサイルのダメージや防御ダウンがセキタンザンやローブシンの制圧の手助けになるのではないかと考えた。
基本選出
先発:+
後発:+
〇残り1匹について
元々の構築はフシギバナ対策としてラムの実トゲキッスが採用されている。しかしウッウを絶対選出しなくてはいけないためなるべくシナジーのあるポケモンでフシギバナ対策をしたい。そこで天候を奪ってウッウでフシギバナの上を取り、ダイジェットで倒せるようにするためを入れることにした。
〇ウッウは特殊型で良いのか?
6匹が決まって一安心したときに以前にウッウとセキタンザンで遊んでいたときのことを思い出した。
— あん ポケm@s (@ankou_0818) 2020年4月16日
セキタンザンのダイマックスレベルをMAXにし忘れていたというのもあったが、タイプ一致の波乗りを受けるため致命的なダメージになることには変わりはない。そこでウッウを特殊型から物理型に変更することで波乗りのダメージを少しでも和らげれるようにした。(なおどうしても使いたかった色違いウッウの特攻の個体値は31だった)
【 使用個体 】
ウッウ
持ち物 :拘りスカーフ
特性 :うのミサイル
性格補正:S↑ C↓
実数値 :145-137-75-94-116-150(C個体値31)
努力値 :A252 D4 S252
技構成 :波乗り、アクアブレイク、ブレイブバード、馬鹿力
努力値調整
AS極振り
セキタンザン
持ち物 :弱点保険
特性 :蒸気機関
性格補正:A↑ C↓
実数値 :185-145-141-×-110-82
努力値 :A252 B4 S252
技構成 :岩雪崩、フレアドライブ、大爆発、守る
努力値調整
AS極振り
バンギラス
持ち物 :気合いのタスキ
特性 :砂起こし
性格補正:S↑ C↓
実数値 :175-186-130-×-121-124
努力値 :A252 D4 S252
技構成 :岩雪崩、ダメ押し、馬鹿力、守る
努力値調整
AS極振り
トリトドン
持ち物 :イアの実
特性 :呼び水
性格補正:B↑ A↓
実数値 :208-×-132-114-111-60
努力値 :H172 B252 C12 D68 S4
技構成 :熱湯、大地の力、蓄える、自己再生
※長い間BOXで眠っていた個体のため努力値の調整意図を忘れた
サマヨール
持ち物 :進化の輝石
特性 :お見通し
性格補正:B↑ S↓
実数値 :147-×-183-×-166-27(S個体値0)
努力値 :H252 B132 D124
技構成 :ナイトヘッド、黒い霧、痛み分け、トリックルーム
努力値調整
HB…陽気ドラパルトの珠ダイホロウ(130)確定耐え
ローブシン
持ち物 :命の玉
特性 :鉄の拳
性格補正:A↑ S↓
実数値 :199-211-115-×-99-45(S個体値0)
努力値 :H148 A252 D108
技構成 :ドレインパンチ、マッハパンチ、冷凍パンチ、守る
努力値調整
H…16n-1
【 選出パターン 】
・基本選出
先発:+
後発:+
DM(GM):
ウッウのうのミサイルとセキタンザンのキョダイフンセキで削り、サマヨールとローブシンで相手を倒しきる。相手に水タイプがいる場合はトリトドンの選出も検討する。
・vsトリックルーム
先発:+
後発:相手に合わせて
DM:基本的には しかし場合によっては他のポケモン
トリトドンを蓄えるやダイアース、ウッウの波乗りで強化するように立ち回る。コータスやアシレーヌから草技が飛んでくる場合があるので安易にDMはしない。
・vsバナコータス
先発:+
後発:+
DM:
セキタンザンをバンギラスに交代して天候を奪い、フシギバナに上からダイジェット。
眠り粉をしてくる場合、広角レンズならば動かれる前に倒すことができる。気合いのタスキの場合は眠り粉の命中率が75%のため当然当たらず、砂ダメージで落とし切れる。
(ポケモンの世界の75%は現実における0%です)
DMした場合、フシギバナはセキタンザン方向にダイアースを打ってくる。珠ダイアース(130)とダブルダメージ熱風を耐えることができるので次のターンにダイジェット岩雪崩。
【 戦績 】
2戦中 1勝 1敗(勝率 50%)
ランクマ最終日ということもあり仲間大会の参加者が少なく、不完全燃焼となってしまった。
ちなみに試運転で10戦、仲間大会だけでは物足りなくて8戦の合計18戦をウッウ絶対選出というルールでランクマに潜った結果は…
18戦中 7勝 11敗(勝率 38.8%)
縛りがあったとはいえ…
【ウッウの使用感】
・スカーフにすることで波乗りを打った後に一度引く必要はあったものの、トリックルームが切れたときのフィニッシャーになるという場面が多かった。
・うのミサイルのダメージと防御ダウンでローブシンのマッハパンチ圏内に入れるという動きが思惑通りに決まった。
・メイン技の威力が物理技の方が強いため、単体でもそれなりに戦えた。
水 :物理 アクアブレイク(威力85)
特殊 熱湯(威力80)
飛行:物理 ブレイブバード(威力120)
特殊 エアスラッシュ(威力75)
・ドラパルトと違って猫騙しで動きを封じられるのが痛い。
・下降補正をかけてもGMしたセキタンザンのHPを半分削っていたためCの個体値は妥協するべきではない。
【 最後に 】
これまで挑戦してきたウッウ入りの構築の中で一番形になったので自信はありましたが、残念ながら仲間大会でトップにさせることはできませんでした。
ウッウを輝かせるにはまだまだ課題が山積みですが今後もめげずに開拓していこうと思います。