こんにちは。あんです。
今回は3月23日から26日に行われたINCで使用していたメガゲンガー軸の構築を紹介します。
コンセプト決定まで
INCで勝ち上がるのに自分が足りないものは経験不足による読み負け
ダブルでは守るは勿論、交換ですら左右どちらにどのポケモンが出てくるのか考えなければならないのでシングルよりも択が多く、相手の行動を読むのはかなり難しい。
いや待てよ、行動を少しでも縛ってしまえば初心者である自分でも勝てる可能性が増えるのではないだろうか?
ということでメガゲンガーによる影踏みを活かすパーティにしようとしました。
メガゲンガーは以前にも滅びパを作ったことがありましたが、耐久に振りすぎた結果殴りたいときに殴れないという場面が何度もありました。
そんなときに威嚇ガオガエンの解禁
威嚇による耐久力UPに、猫騙しによる行動封じ、更に蜻蛉ができると滅びパの期待の滅び戦士。
このポケモンの参戦によりメガゲンガーを耐久振りにしなくても良くなったため、今までできなかったメガゲンガーでのビートダウンも可能とした滅びパが完成しました。(なお大半がパメラさんのを参考にしています。)
個別解説
メガゲンガー
持ち物:メガ石
控え目 特性:呪われ体 → 影踏み
H100 B4 C172 D4 S228
シャドボ / ヘド爆 / 滅び / 守る
かげふみ+滅びの歌のコンボを一匹で成立させるだけでなく、Cが高いので殴ることもできるポケモン。今回は滅びだけでなくビートダウンをすることもあるため、CSを重視した努力値配分。
【滅び展開の主な動き】
ゲンガー 1 滅び 2 守る 3 交代
ガエン 1 猫 2 守る 3 蜻蛉
(その後ゲンガーと交代先で両守る)で威嚇+猫滅びからスタートして3ターン稼げる。
ガオガエン
持ち物:オボン
慎重 特性:威嚇
H244 A4 B20 D76 S164
フレドラ / 蜻蛉 / 猫騙し / 守る
威嚇解禁により、使用率ランキングでランドを抜いた御三家。猫騙しも覚えるため滅びの動きと非常に相性が良い。
技は猫騙し、蜻蛉、守るが滅びの動きをする上で確定。最後の枠は殴るときもあるため火力が一番出るフレドラを採用。
持ち物は混乱実と悩んだが、滅びの動きにおいて確定数がずれる可能性が大きいのがオボンだった。
ジャラランガ
持ち物:ジャラランガZ
控え目 特性:防音
H84 B4 C156 D12 S252
スケイルノイズ / 放射 / けたぐり / 守る
ゲンガーが苦手とするバンギラスに対して強く、またガエン増加によって増えるであろう雨パ対策として採用。ゲンガーのロックやガエンのサポートのおかげで安定してZ技を打つことができた。
コケコ
持ち物:眼鏡
控え目 特性:エレキメイカー
H76 B4 C164 D12 S252
10万 / エレキネット / マジシャ / ボルチェン
高火力で制圧できるのでビートダウンに適してると思い採用。ゲンガーと並べて高速高火力の2体で殴るのが単純ではあるものの強かった。また、バレルのほうしで眠らなくなるのも良かった。
ブルル
持ち物:草Z
意地っ張り 特性:グラスメイカー
H28 A220 B4 D4 S252
ウドハン / ウドホン / 馬鹿力 / 守る
上記の内3匹の弱点が地面なので地震のダメージを極力減らす+滅び展開時の際に味方のHP回復用として採用。最初はスカーフを持たせていたが滅びをするときに守るが必要なため、拘らないようにしました。
ピッピ
持ち物:進化の輝石
生意気 特性:フレンドガード
H252 B60 D196
この指 / アンコール / 癒しの波動 / 守る
ゲンガーミラー等猫騙しが効かない相手からゲンガーやジャラランガを守る盾。この指と守るは確定で、他2つはとりあえず入れていた。癒しの波動はトリル下で味方のHPを回復したことで勝利に繋がった試合もあったのでこれからも入れといて良いと思った。しかしアンコールを打ったことがなく、手助けにしておけば良かったと後悔する場面が多かった。
ボツとなったメンバー
○メガラティアス
ガオガエンが増えたことで、増えるだろうと警戒してた雨パの対策としてチームに入れていた。元々耐久力が非常に高く、瞑想を積むことで要塞となる。
しかしメガ枠であるためゲンガーとの同時選出が不可能であること。そしてガオガエンにかなり弱いということでチームから抜けた。
○メガボーマンダ
ガオガエンが威嚇してもゲンガーを確定1発にできるポケモンが多いときは流石にゲンガーが出せない。そのようなときのメガ枠としてチームに入れていた。追い風もできるのも良かった。
しかし威嚇が飛び交う今の環境だと火力がどんどん削られていき使いづらく感じたので、チームから抜けた。
結果
瞬間最高レート1657
最終レート1618
パーティが完成したのがINC初日の夜だったので試運転なしのぶっつけ本番となってしまいました。 そのため準備不足がかなり響いた結果となりました。
次はちゃんと試運転をしてから挑みたいですw
感想
ガオガエンがかなりきつかった!
まずはこれですね。ゲンガーとブルルが弱点を突かれ、ピッピの輝石も落としてくる。ほんと対処が困りました。
チョッキ持ちが多く殴り合いで勝つのは厳しいと判断したので、基本は滅びルートで処理していました。
次にジャラランガのけたぐりを打つ機会がほとんどなかった!
バンギラス対策にけたぐりを採用していましたが選出がほとんどされませんでした。そのためけたぐりを抜いて、滅びの時間稼ぎにもなる身代わりを入れても良いかもしれません。
最後はピッピが予想以上に活躍した!
ゲンガーミラーの時にはこの指でゲンガーへ飛んでくるシャドボを代わりに受けてくれたり、ツボラキ戦ではバリヤードのスキルスワップの対象をラッキーからピッピに変更することで滅び対策を封じることもできた。しかし個別解説でも記載したようにアンコールは手助けに変更すべきだと思う。