あんメモ

プロデューサー兼ポケモントレーナー

【SV・ブルーベリープロローグ】湿原誓いテラパゴス

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 ブルーベリープロローグとは

ダブルバトル
・ブルーベリー図鑑に載っているポケモンのみ使用可能

 

 構築経緯

1週間後に竜王戦が控えているため元々参加するつもりはなかったが、過去に何度かジュカインを使った自分からするとこれほど活躍できるルールは中々ないと感じたため参加することに決めた。

過去のジュカイン入りの記事


ジュカインの強みについて

素早さ種族値120族
普段の対戦ではハバタクカミやパオジアンといったポケモンたちに上を取られてしまうがこのルールではファイアロー、テツノイワオ、ゲッコウガの3匹しかジュカインより早いポケモンがいない

尻尾切りとテラパゴスの相性が良い
ジュカインが新規で習得した尻尾切りはHP満タン時に受ける攻撃の相性を全ていまひとつ(半減)にできるテラスシェルを複数回発動できるため相性が良い。

今まではギミックを始動したとしても放置されるため腐りがちだったが尻尾切りを習得したことで攻撃されたら裏のアタッカーにすぐ繋げられる放置されたら身代わりを置きながら裏を無償で出せるどちらに転んでもアドバンテージを取りやすくなっている
また自傷するため我武者羅が腐りにくいのも偉いと感じている。

しかしこの行動における問題点がジュカイン方向に集中砲火された場合である。
身代わりがあったとしても1度目の攻撃で身代わりが壊れてしまえば2度目の攻撃が裏のアタッカーに当たってしまう。

そこでテラパゴスのテラスシェルである。
HP満タン時にタイプ相性を歪めることで全ての攻撃を半減で抑えられるため1度目の攻撃で身代わりが壊れにくくなる
そのためジュカインを使うならばこのポケモンは構築に入れたいと考えた。

 

そこでこのような構築を試してみた。
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湿原誓いでテラパゴスが上から殴れる状態を作り、湿原が消えたら加速バシャーモやブーストエナジーテツノイワオの地ならしで上を取ることをコンセプトにした。
隠密マントは地ならしで能力が下がらないだけでなく、猫騙しで怯まなかったり、追加効果を絶対に引かないという安心感があった。

 

この構築を通して感じたことは2点。
ジュカインに火力を求めていない
②湿原と瞑想テラパゴスの相性があまり良くない

①について
ジュカインが攻撃するタイミングはほとんどないため、しっぽきりでテラパゴスに繋いだ際の身代わりのHPを少しでも多くするためにもHS振りで良いと感じた。

②について
カイオーガの潮吹きや黒バドレックスのアストラルビットと同等の火力を出せると考えていたため余裕があれば瞑想を積むくらいの感覚で採用したが、一般ポケモンをぎりぎり2発で倒せないくらい素の火力が低く瞑想前提の立ち回りになってしまった
そのため拘り眼鏡を持たせて初動から火力が出せる型にしたほうが湿原や追い風といった短期決戦を意識した構築には合うと感じた。
火力アップを狙う方法として他にも命の珠やパワフルハーブ+メテオビームもあるが珠ダメージでテラスシェルを消してしまうことや初動がメテオビームから入らないといけないことから噛み合わない。

 

これらに加えて湿原誓い選出では初動から火力を出せないという問題点を補うためのサブプランとしてメタグロスと地ならし+弱点保険ギミックを搭載して構築が完成。

メタグロスの強みについて

威嚇や地ならしによる能力が下がらない
地ならしで素早さが下がらないのは勿論だがガオガエンカポエラー威嚇で確定ラインを下げられないのでゲームプランが崩されにくい

大爆発、地震と命中安定の高火力範囲技を持っている
ジュカインの気合いの襷を発動させつつ相手2匹をまとめて倒せる大爆発は相性が良い
テラパゴスに対して地ならしでテラスシェルを消せるためテラスタルの有無に関わらず一撃で倒しながらジュカインの軽業+我武者羅で後発にも圧をかけられる超攻撃的な所見殺し要素である。

地震については地面技の通りが良いこと、そしてジュカインが地面半減であることから地震に巻き込まれても次のターンにしっぽきりできるだけの体力が残っている
そのためしっぽきりでファイアローに交代しながら地震を透かし、次のターンに追い風展開を狙いつつジュカインの我武者羅の準備もできた状態を作れたりもする。

 

 使用(予定だった)個体

ジュカイン(テラスタル:ゴースト)

持ち物:気合いの襷
特性:軽業
性格:臆病(S↑A↓)
努力値:H244 C12 S252
技:草の誓い、地ならし、我武者羅、尻尾切り
努力値配分について
H…4n

しっぽきりについて
・最大HPの1/2を減らして身代わりを作成するが、HPの消費量は通常の身代わりと異なり小数点以下切り上げで計算をする
・HPの消費は最大HPの1/2だが、身代わりのHPは通常の身代わりと同じく使用者の最大HPの1/4(小数点以下切り捨て)となる。

身代わりを多く使えるHP実数値を4n+1にする調整はしっぽきりをする上では腐ってしまうが、HPを4nに調整することで身代わりのHPを無駄なく使える

( 例 )
ジュカイン
H252振り → 実数値177÷4=44.25→44
H244振り → 実数値176÷4=44
H4振り  → 実数値146÷4=36.5→36

 

アシレーヌ(テラスタル:ドラゴン)
持ち物:隠密マント
特性:うるおいボイス
性格:控えめ(C↑A↓)
努力値:H156 C252 S100
技:水の誓い、ムーンフォースハイパーボイス、守る
努力値配分について
S…S-1の準速85族抜き(テラパゴス、ブリジュラス意識)
  S-1の最速75族抜き(ドーブル意識)
ラスタルについて
草、電気半減(ゴリランダー、タケルライコ意識)
ピントレンズを持たせたドラゴンエール型を試していた名残でもある

隠密マントについて

誓いを発動するにあたって技を打つタイミングは素早さが早い方(以降セッターとする)に依存して、セッターの行動の後に素早さの遅い方(以降アタッカーとする)の行動が割り込む。
ダメージや攻撃方向はアタッカーのステータスや行動によって決まり、技の威力150+タイプ一致でダメージ計算を行われる。
ジュカインのお先にどうぞでアシレーヌが反動のないハードプラントをタイプ一致で打てて、4ターンの間相手全体の素早さを1/4下げる追加効果を持っていると考えるとイメージしやすいだろう

とんでもなく強いことが書かれているが猫騙しをアシレーヌ方向に打たれるだけでそのターン何も行動ができないという欠点がある。
この状態を防ぐために隠密マントを持たせることで猫騙しによる怯みを無効化して誓いを展開していく。

他にもドーブルに対してジュカインの地ならしとアシレーヌの攻撃で何もさせずに倒せたりもできる。

 

テラパゴス(テラスタル:ステラ)
持ち物:拘り眼鏡
特性:テラスシェル(ゼロフォーミング)
性格:臆病(S↑A↓)
努力値:H4 C252 S252
技:テラクラスター、トライアタック、大地の力、吠える
努力値配分について
S…最速(ミラー意識)

使っていて感じたこと
当初はテラパゴスをすぐにテラスタルさせてテラクラスターを連打すれば良いとばかり考えていたが、対戦をこなすごとにしっぽきりで複数回狙えるテラスシェルの影響の大きさタイプ一致かつ単体技として打てるテラクラスターの火力が馬鹿にならないと感じた。

 

ファイアロー(テラスタル:飛行)
持ち物:無し
特性:疾風の翼
性格:意地っ張り(A↑C↓)
努力値:H4 A252 S252
技:アクロバット、追い風、ファストガード、守る

クロバットについて
先発ならばエルフーンの上を取れる陽気にして、気合いの襷もケアできるダブルウィングでの採用を考えていた。
しかしこの構築では裏から死に出し、もしくはしっぽきりで出すためエルフーンを意識するよりもスイープ性能を高めた方が良いと考えた。
そのため反動により特性が消えることなく、技外しという負け筋を作らずに威力110の高火力を安定して打てるアクロバットを採用した。

ファストガードと疾風返しについて
先制技を無効化するという意味では同じだがそれぞれに個性があり、最後までどちらにするか迷っていた。

ファストガード
複数の先制技を防げる
・変化技でも防げる
テイルアーマーやビビットボディがいても気にせず使える

疾風返し
・ダメージを与えられる
フェイントを無力化できる
・次のターンに守るを安定して使える

 

メタグロス(テラスタル:岩)
持ち物:弱点保険
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り(A↑C↓)
努力値:H28 A252 S228
技:ヘビーボンバー、大爆発、バレットパンチ地震
努力値配分について
S…S-1の最速109族抜き(ウネルミナモ意識)
ラスタルについて
炎技を半減に抑えつつ地ならしによる弱点保険起動が狙えるため
なお友人より火傷のケアができる炎テラスタルで良くね?と言われてしまったが色違いメタグロスの岩テラスタルの見た目が個人的にカッコよかったので良し

 

テツノイワオ(テラスタル:格闘)
持ち物:拘り鉢巻
特性:クオークチャージ
性格:陽気(S↑C↓)
努力値:H4 A252 S252
技: インファイト、パワフルエッジ、聖なる剣、地震
ラスタルについて
インファイトをタイプ一致補正込みで打ちたいため(テラパゴス意識)

 

選出について

湿原誓い選出

先発:

後発:or

選出基準

・誓いを打つ前にアシレーヌが倒されない など
 (例: のようなサポート系が出てきそうな場合)


地ならし弱点保険選出
先発:
後発:or

選出基準

・大爆発や地震が通りやすい

・地ならしでメタグロスが上を取れる など

 

登録ミスについて

上記の通りに登録をしたはずだったのだが

ジュカインの振り方に間違いがあった(H252振り)
アシレーヌに王冠を使い忘れた(S0個体)
ファイアローにミントを使い忘れた(陽気個体)

と想定とは違う形で対戦をすることになった。

ジュカインファイアローについては対戦にほとんど影響がなかった、むしろファイアローは陽気になったことでエルフーンの上を取れて勝てた試合も多かったため良かった。
ただ湿原誓いや追い風で相手の上を取る構築においてアシレーヌがS0個体であることは致命的で湿原誓い選出が狙いづらくなっていた

 

戦績

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453114敗(勝率68.8%)

最高レート 1753

最終レート 1731

最終順位 160

 

選出が縛られていたもののジュカインメタグロスの並びがテラスタルを切らずとも相手に圧力をかけられるためイージーウィンを狙えたりした。

 

対戦動画

現在トラブルにより動画編集作業ができないため後日投稿とリンクを載せる予定

 

 

最後に

ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。

この大会を通して相棒であるジュカインとともにダブルバトル界の中でもトッププレイヤーと戦えたことはとても良かったし今後の経験にもなると思います。
ただ自分より更にレートが高かったプレイヤーは湿原誓いをしないという選択を取っていたりと「ジュカイン=湿原誓い」という固定概念に囚われていた自分からすると目から鱗が落ちる思いでした。
長年ジュカインと向き合ってきたからこそこの大会ではジュカイン使用者の中でだけでもトップを目指したいと思っていました。
それだけにもっとポテンシャルを引き出せるはずが自分自身がその可能性を潰していたという事実に悔しい気持ちが溢れています。

今回のことを踏まえて固定概念に囚われずに考察をしていき、竜王戦やJCS予選では納得のいく結果を出したいです。

【SV・キタカミプロローグ】全体技ビートダウン

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 キタカミプロローグとは

キタカミ図鑑に載っているポケモンのみが使用可能なダブルバトル

 

 

構築のコンセプト

先発のアカツキガチグマで場を荒らして後発を通していく

 

 

構築完成まで

特性の心眼によりゴーストタイプに対してもノーマル技や格闘技を当てられるため命中安定全体技のハイパーボイスによる削り性能が高いアカツキガチグマがかなり強いと考えて構築の主軸にすることにした。

 

アカツキガチグマはある程度素早さに振ることでこのルールにおけるオーガポン等の高速アタッカーを追い風下で抜くことができる

 

また「袋叩きからの憤怒の拳」や「スカーフ命懸け+ネズミざん」と同じ並びでありながらも対処方法が全く異なるイッカネズミ+コノヨザルの並びには明確な回答が欲しい

 

そこでこれらのポケモンを入れることにした。

アブリボン

鱗粉により技の追加効果を受けないため猫騙しで怯まずに追い風ができる
虫の抵抗による特攻ダウン手助けや嘘泣きによる火力サポートとやれることが多彩。
このルールにおいて素早さ種族値3位とかなり速い。

 

イエッサン(テラスタル:ゴースト)

ゴーストテラスタルをしながらこの指止まれをすることで「命懸け+ネズミざん」を無力化しつつ、ドレインパンチによる回復を許さない
また先制技を無効化もできる。

ハバタクカミやイーユイのような高火力全体技持ちが少ないためこの指止まれを絡めることでガチグマの試行回数を稼ぎやすい

 

残りの枠については
炎オーガポン

アカツキガチグマのハイパーボイスを半減で受けられる岩、鋼タイプに対して弱点を突ける
専用技が急所に当たりやすいため壁構築や積んで要塞化した相手を崩しやすい。

 

ジャラランガ

ガチグマが出しづらい雨パに強い命中安定全体技持ち滅びの歌も効かない
また鋼タイプに対しても打点がある。

 

ゲンガー

追い風軸のミラー用。凍える風やトリックルームを絡めて柔軟に戦える
ジャラランガとの相性補完も良い。

 


しかし大会開催数日前に予想外のことが発生した。
なんとオーガポンとヤバソチャが使えないと公式から通知があったのだ。

 

そこで炎オーガポンを同じく岩、鋼タイプに強く急所に当てやすいサイコカッターやリーフブレード能力変化を無視して攻撃ができる聖なる剣を覚えるエルレイドに変更して完成。

 

 

なお実際は…

公式の単なるミスだったらしい

 

 

は?????

 

 

個体紹介

ガチグマ(テラスタル:ノーマル)

持ち物:シルクのスカーフ
特性:心眼
性格:控え目(C↑ A↓)
努力値:H52 C252 S204
技:ハイパーボイス、ブラッドムーン、ムーンフォース、守る

努力値配分について
S … 追い風下で最速125族抜き(マニューラ意識)

 

アブリボン(テラスタル:フェアリー)

持ち物:王者の印
特性:鱗粉
性格:臆病(S↑ A↓)
努力値:H4 C252 S252
技:マジカルシャイン、虫の抵抗、追い風、嘘泣き

※持ち物について
気合の襷やメンタルハーブが余っていなかったため

 

イエッサン(テラスタル:ゴースト)

持ち物:メンタルハーブ
特性:サイコメイカ
性格:図太い(B↑ A↓)
努力値:H252 B252 D4
技:マジカルシャイン、この指止まれ、手助け、守る

※テラスタルについて
命懸け、ネズミざん、ドレインパンチを無力化できるため

 

ジャラランガ(テラスタル:ドラゴン)

持ち物:拘り眼鏡
特性:防音
性格:控え目(C↑ A↓)
努力値:H4 C252 S252
技:スケイルノイズ、波動弾、竜の波動、真空波

 

ゲンガー(テラスタル:フェアリー)

持ち物:気合の襷
特性:呪われボディ
性格:臆病(S↑ A↓)
努力値:H4 C252 S252
技:ヘドロ爆弾、マジカルシャイン、凍える風、トリックルーム

※テラスタルについて
ジャラランガが構築全体できつかったため

 

エルレイド(テラスタル:鋼)

持ち物:鋭い爪
特性:切れ味
性格:意地っ張り(A↑ C↓)
努力値:H12 A252 S132
技:サイコカッター、聖なる剣、リーフブレード、アクアカッター

努力値配分について
H … 16n-1
S … s-1の最速106族抜き(マシマシラ意識)

※テラスタルについて
アカツキガチグマのハイパーボイスアブリボンマジカルシャイン等この指止まれで守りきれない全体技に耐性があるため

 

 

選出パターン

基本選出①(後発追い風展開)
先発:
後発:

 

基本選出②(初手追い風展開)
先発:
後発:

 

基本選出③(こごかぜorトリル展開)
先発:
後発:

 

基本的にはこの3パターンから相手に合わせて選出を決める。

「悪戯心追い風がいない」
 →選出①

「初手から追い風を展開してすぐに倒し切れそう」
「同系統の構築で虫の抵抗によるデバフをしたい」
 →選出②

トリックルームを絡める必要がある」
「素早さ操作が凍える風だけで間に合う、火力を重視したい」
 →選出③                    など

 


vs壁構築 

先発:
後発:oror

壁を貼ったり、積んだりと攻撃してくるまでに時間があること、そしてイエッサンのこの指止まれを駆使することでエルレイドの試行回数を増やして50%の急所を狙う

 


vs雨パ

先発:
後発:oror

 

 

対戦動画

①基本選出ver.
 
エルレイド選出ver.
 
 

戦績 及び 結果

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23戦中 19勝 4敗(勝率:82.6%)
最終レート 1721  最終順位 210位
 
1700達成+1勝で対戦数も結構残した状態で最終日を迎えることができた。
日曜日の予定が終わってから月曜日の朝に消化する計画だったが、家に着いたのが夜明けで睡魔に襲われてゲームをする気力もなかった。
 
 
 

最後に

ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。

今回は自身の見通しの甘さがもろに出てしまうという悔しい結果になりましたが、「自分に不利な技外し等の運要素をなるべく減らしつつ相手に運要素を押しつける」自分好みの構築が組めたので満足はしています。

今後のインターネット大会は今回の反省を活かして綿密に計画を立てて挑みます!

 


ちなみにアブリボンの王者の印で怯ませたのは全試合を通して1度しかありませんでしたw

【SV・レギュレーションD ダブル】スカーフムウマの可能性について考えてみた

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構築

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コンセプト

相手にトリックルーム展開を意識させることで生まれる初ターンのアドバンテージを活かして楽に勝つ!

 

 

経緯

シーズン8で最終2桁を達成した方のスカーフクレセリア+最速鉢巻ガチグマの並びを試したところイージーウィンを狙いやすかった

 

あるときにこのクレセリアの上位互換とも言えるポケモンがいることに気づいた。

 

 

それがムウマである。

 

 

ムウマクレセリアと同じくトリックルームの採用率が高く素早さも同じでありながら、ゴーストタイプであるため猫騙しで怯むことがなくクレセリアよりも特攻が高くイカサマも覚えるため凍える風による奇襲を仕掛けて一度引いたあとにもサブアタッカーとしての役割を担いやすい。

更に進化前のポケモンであるため進化の輝石を持っていることが非常に多いことから、メンタルハーブを持たせられるクレセリアに比べて挑発が飛んできやすいため初ターンのアドバンテージを稼ぎやすい。

 

理論上は強そうに見えるが本当に大丈夫か?という不安を抱えながらこれらを軸に偽装トリルパを作ることにした。

 

 

使用個体

ガチグマ(テラスタル:ゴースト)

持ち物:拘り鉢巻
特性:根性
性格:陽気(S↑ C↓)
努力値:H4 A252 S252
技:捨て身タックル、ぶちかまし地震、岩雪崩

 

ムウマ(テラスタル:悪)

持ち物:拘りスカーフ
特性:浮遊
性格:臆病(S↑ A↓)
努力値:H4 C252 S252
技:凍える風、シャドーボールイカサマ、嘘泣き

 

ハバタクカミ(テラスタル:フェアリー)

持ち物:拘り眼鏡
特性:古代活性
性格:控えめ(C↑ A↓)
努力値:H188 B196 C20 D4 S100
技:マジカルシャインムーンフォースシャドーボール、パワージェム

努力値配分について
HB …
①意地っ張り水ウーラオスのテラス水流連打最低乱数以外耐え
②意地っ張りパオジアン(災いの剣)の珠不意打ち確定耐え

S … 最速100族抜き(イーユイ意識)

 

イーユイ(テラスタル:ゴースト)

持ち物:気合いの襷
特性:災いの珠
性格:臆病(S↑ A↓)
努力値:H4 C252 S252
技:熱風、悪の波動、オーバーヒート、守る

 

テツノカイナ(テラスタル:草)

持ち物:クリアチャーム
特性:クォークチャージ
性格:陽気(S↑ C↓)
努力値:H4 A252 S252 
技:インファイトワイルドボルト、ヘビーボンバー、冷凍パンチ

 

モロバレル

そこら辺で捕まえた

見せポケであるため記載は省略

 

 

選出

先発:Pokémon-Icon 901.pngorPokémon-Icon 992.png

後発:

お留守番:

 

先発で奇襲を仕掛けて相手のHPを削ったり、素早さを下げたところを後発の2匹で倒していく。

ランドロスギャラドスのような威嚇持ちがいる受け寄りの構築に対してはクリアチャームを持っていて技を打ち分けられるテツノカイナ、それ以外はガチグマを選出する。

 

 

対戦動画

youtu.be

 

 

結果

シーズン9(8/14~8/27)
・最終レート 1811
・勝率 70.0% (30戦 21勝 9敗)

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ムウマの使用感について

使用して感じたのは大きく分けて 特攻の種族値が高いのはダメージレースにおいて大きい 耐久の脆さが目立つ の2つ。

特攻を極振りした最速ムウマは無振りランドロスに対して相手2匹に対して打つ威力が0.75倍の凍える風で確定2発を取れるのに対して、クレセリアでは乱数が絡んでしまう。
この他にも自身以外の特防を0.75倍にする災いの珠を持つイーユイと並ぶことがよくあるため特攻種族値10の差は結構馬鹿にならない。

しかし良いことばかりではなく問題点もある。
クレセリアは無振りであってもある程度の攻撃ならば耐えてくれるため凍える風による素早さ操作を何度もできるのに対して、ムウマは一撃で倒されてしまいがちなため相手の後続の素早さを下げられないこともある

攻めっけの強いムウマ、安定のクレセリアといったところであり、構築やプレースタイルに応じて使い分けるのがおすすめである

 

 

最後に

ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。

 

とある思いつきがきっかけで生まれた変態構築ですが、中身は「相手の素早さ操作をして上から殴る」というシンプルでありながらダブルバトルにおける基礎が学べるため今年の世界大会から興味を持った初心者の方でも扱いやすい構築なのではないかと思います。

またクレセリアとの比較として今回ムウマを採用していますが実際にクレセリアならばどうなるのか気になるという方のためにクレセリアverも作りましたので良かったらこちらも使ってみてください。

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余談ですがSVの構築記事から見ていただいた方に構築の回し方のイメージをしやすくしてもらえるようにと初心者なりに対戦動画を編集して載せるようにしています。

ボイスを入れてみたいけどゆっくりボイスで1ターン毎に解説を挟むのが大変だなと思い、今回はあのような形となりました。

この低クオリティーの動画を作るだけでも結構時間がかかったので普段から動画を投稿してる実況者の大変さをしみじみと感じました。

【SV・VGC2023】氷雪ディンルーカイリュー

構築

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構築の経緯

軸の決定まで

予選突破に向けて以下の4つの要素を取り入れた構築を作ろうと考えていた。

A.相手に試行回数を与えない攻めを意識した構築
B.技外し等の運負け要素を極力減らす
C.運要素を一方的に相手に押しつけられる
D.初見殺し要素を取り入れる

 

Aについて
鉄壁などの積み技や壁、デバフで相手を詰ませる動きは相手に試行回数を与えてしまうため急所や追加効果を引いて勝てる試合を落としてしまう可能性がある。
そのため相手に試行回数を与えない攻撃的な構築は運負け要素を減らすことができる

Bについて
熱風や岩雪崩のような命中不安定技を構築の主軸にすると技外しによる運負けの可能性が必ず付きまとう。
そのため命中安定技を構築の主軸にすることで運負け要素を減らすことができる

C,Dについて
これらは1日に何戦も対戦をしなければいけない予選でイージーウィンができると1試合にかかる疲労を減らせるためあれば嬉しい要素だと考えている。
Cについてはこれの他に苦手な相手や不利になった盤面を逆転できる可能性を生み出すことも可能である。

 

これらの要素のほとんどを取り入れられて、物理技が主体であろう環境において追い風でもある雪パを握ることにした。

それぞれの要素について

A→素早さ種族値136のテツノツツミ  
B→雪下で必中となる全体技の吹雪
C→10%だが必中の全体技で凍りを狙える
D→構築の組み方やポケモンの型次第         

 

構築完成まで

予選1回目ver. (4/7~4/10)
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予選2回目ver. (4/21~4/24)
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予選3回目ver. (5/5~5/8)
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構築の全体的な流れは
① 構築の軸
② ①が苦手な相手に強い地面枠

③ ②と並べやすい浮いてるポケモン

④ 補完枠

としている。


予選1回目ver

「吹雪と地震で補完しながら戦う」という構築の方向性は間違っていなかったものの「相手に試行回数を与えない攻めを意識した構築」を作っているにもかかわらずユキノオーの持ち物が弱点保険で相手の攻撃を受ける前提になっていたりと構築が煮詰まりきっていないのが明白だった。

 

予選2回目ver

イダイナキバをクリアチャーム持ちの炎テラスタルディンルー(威嚇無効+鬼火無効)に変更することで先発の耐久力強化により安定感を上げつつ、雪パを使う上で対処が難しいウインディへのメタを貼ることにした。
あと1勝が足らず予選抜けできなったが基本選出の使用感は良かった。

 

予選3回目ver

役割の薄かったパオジアンを苦手なミラー対策と地面技が無効な鋼タイプ(主にアーマーガア、ミミズズへの打点として自身が雪パを使う上で相手していて辛かった水テラスタルイーユイ(ハイドロポンプ、吹雪のどちらも半減)を採用することでカバーした。

 

4つの要素について

A.相手に試行回数を与えない攻めを意識した構築
→・特性が発動したテツノツツミ
 ・カイリューの追い風展開
 ・先制技(神速、氷の礫) 
 など相手の上から攻撃できる要素を多く入れている

B.技外し等の運負け要素を極力減らす
→命中不安定技がハイドロポンプのみ
(吹雪は雪下で必中のため含めていない)

C.運要素を一方的に相手に押しつけられる
→吹雪による凍り

D.初見殺し要素を取り入れる
→ 準速レベルまで素早さに振ったディンルーと追い風展開

 

 

使用個体

テツノツツミ(テラスタル:氷)
技:吹雪、フリーズドライハイドロポンプ、守る
持ち物:ブーストエナジー
特性:クォークチャージ
性格:臆病
努力値:H44 B4 C196 D204 S60

HD…臆病ハバタクカミのテラスタル+眼鏡マジカルシャイン(Wダメージ)を確定耐え
S…最速111族抜き(イッカネズミを意識)

 

ユキノオー(テラスタル:水)
技:吹雪、ギガドレイン、氷の礫、手助け
持ち物:命の珠
特性:雪降らし
性格:控えめ
努力値:H188 B76 C140 D44 S60

H…10n-1(珠ダメージ割合最小)
HB...意地っ張りカイリューの飛行テラバーストを雪下で確定耐え
C…11n(努力値振りの効率化)
HD…臆病ハバタクカミのテラスタル+珠ムーンフォースを確定耐え
S…準速35族抜き(ヘイラッシャを意識)

※素早さの調整について

パオジアンと並べて合体したヘイラッシャを黒い霧→草技で削ることを考えていた名残。
パオジアンが抜けたことで意味をなさなくなっていた。

 

ディンルー(テラスタル:炎)
技:地震、ヘビーボンバー、地獄突き、守る
持ち物:クリアチャーム
特性:災いの器
性格:意地っ張り
努力値:H20 A252 S236

S…追い風下で最速119族抜き(トドロクツキを意識)

初見殺し枠。

自身以外の特攻を下げる効果はカイリューとの相性は良いが、テツノツツミやユキノオーと並べると自分の首を締めてしまう。
そのためこの構築においては長時間場に居座らせるよりも相手を雑に削ることを求めている

素早さに振ることで追い風を展開した2ターン目以降に相手を縛りやすくできたり、素の状態でドドゲザンの上を取ったりと活躍していた。

 

カイリュー(テラスタル:飛行)
技:テラバースト、神速、けたぐり、追い風
持ち物:ラムの実
特性:精神力
性格:意地っ張り
努力値:H228 A252 S28

S...追い風下で最速136族抜き(テツノツツミ、ハバタクカミを意識)

 

ケンタロス(テラスタル:炎)
技:インファイトレイジングブルアクアジェット、守る
持ち物:ものまねハーブ
特性:威嚇
性格:陽気
努力値:H4 A252 S252

役割:①砂パ対策

   ②炎、鋼タイプへの打点

 

イーユイ(テラスタル:水)
技:火炎放射、悪の波動、テラバースト、守る
持ち物:気合いの襷
特性:災いの珠
性格:臆病
努力値:H4 C252 S252

役割:①ミラー対策

   ②アーマーガア、ミミズズへの打点

 

 

選出パターン及び立ち回り

〈 基本選出 〉

先発:
後発:

先発で削りどちらかが倒れたらテツノツツミを出して吹雪を連打していく。

ラスタルは先発のどちらかに使うことが多い。
ディンルーへ鬼火が飛んできそうな場合やハバタクカミ+イーユイの並びに対してはディンルー、それ以外はカイリューをテラスタルさせている。

テツノツツミやユキノオーの吹雪を受けにきた炎、鋼タイプはディンルーの地震
ディンルーの地震を受けにきた草、飛行タイプはテツノツツミやユキノオーの吹雪
このように攻撃における補完が取りやすいためテラスタルで相手の耐性が変化しても戦いやすい

 

【 対戦動画 】

youtu.be

 


〈 その他の選出パターン 〉

あくまで一例であり取り巻き次第では変更。

 

vs ドレディアコータス
先発:
後発:+α

テツノツツミを守らせてディンルーの地震で削っていく。
ディンルー方向からユキノオーを出して天候を奪いながら吹雪やドロポンを打ってくる択をチラつかせることで眠り粉が飛んでこないことを祈る。


vs バンギラスルガルガン
先発:

後発:

ケンタロスの威嚇で相手を弱体化させながら地震や吹雪で相手を削っていく。
カイリューが選出しづらいため場合によっては味方を巻き込んで地震を打つこともある。


vs イッカネズミ+コノヨザル
先発:
後発:

コノヨザルが負けん気の場合はものまねハーブが発動した水ケンタロスを中心に戦い、そうでない場合は水ケンタロスの威嚇を何度も回して他のポケモンの試行回数を稼ぐ。

 

vsテツノツツミ+ユキノオー

先発:+α

後発:相手に合わせて

イーユイを構築に入れてから予選まで時間がなく、マッチングもほとんどしなかったため明確な選出が決められていない。

 

 

その他の予選で使用したポケモンについて

相手単体を対象とする強力な地面技を持つ。(味方を巻き込まずに済む。)

物理耐久があり、素早さも悪くない。

特殊耐久がなく、ブーストエナジー持ちのテツノツツミの凍える風とハバタクカミやイーユイの並びに弱い。

浮いてるポケモンに打点が乏しい。(岩雪崩は命中不安であまり採用したくない。)

 

ゴースト+フェアリー技の範囲が優秀で雑に強い。

トリックルームを採用することで追い風軸に対して切り返しができる。

同速対決があまりに不毛。

 

ヘイラッシャ+シャリタツの合体に対して安定して勝てる。

テツノツツミとユキノオーである程度は合体したヘイラッシャ+シャリタツと戦えるためそこまで対策を厚くする必要があるのか。(欠伸型の方が遭遇率が高かった。)

 

 

雪パについて考えていたこと

オーロラベールの有無について

天候が雪の状態限定とはいえ物理、特殊ともに軽減できるのは強力であり、初期段階ではテツノツツミに光の粘土を持たせてオーロラベールを貼ったりもしていた。
しかしテツノツツミの技スペースが足らないこと、そしてユキノオーは遅いためオーロラベールを貼る前に攻撃を受けてしまうことから構築には採用していない。

 

・テツノツツミのハイドロポンプについて

命中不安定技は技外しによる負けが生じるため極力構築に入れたくはないが、ハイドロポンプがないと先発で倒しきれなかった炎や鋼タイプを削りきれないことが起きる。
先発でこれらの苦手なポケモンを倒すというのが構築のコンセプトであるため打つ機会自体はそれほど髙くなく、不利な盤面を吹雪で凍らせるよりも高い確率で巻き返せる逆転の一手として使うのが最適だと考えている。

 

 

戦績

1回目

32戦中 19勝 13敗(勝率:59.3%)
最高レート 1649  最終レート 1603

f:id:anpokemas:20230509185621j:image

 

2回目

45戦中 31勝 14敗(勝率:68.8%)
最高レート 1763  最終レート 1763

f:id:anpokemas:20230509185637j:image

 

3回目

36戦中 22勝 14敗(勝率:61.1%)
最高レート 1695  最終レート 1610

f:id:anpokemas:20230509185656j:image

 

最後に

ここまでご覧いただきありがとうございます。

 

旧世代までは霰パと呼ばれていた吹雪を主軸とする構築が今作から雪パとして生まれ変わり、仕様が大きく変更となったため手探りで一から構築を考えた数ヶ月でした。

雪パは環境が物理寄りになるほど輝き、たとえ不利な盤面でも勝ち筋を強引に作り出せるためポテンシャルをかなり秘めている並びだと感じています。

今作から生まれ変わったこともあり他の天候パに比べて参考文献が少ないのでこの記事が少しでも今後の雪パの発展に繋がれば幸いです。

 

 

最後にちょっとした自分語りになります。

予選1回目では構築の方向性、2回目では基本選出に手応えを感じたため3回目では予選を抜けられるだろうと考えていましたが、環境が大きく変化したのか中々勝ちきることができず今年も予選を突破することができませんでした。

しかし自分が少しずつではあるものの着実に力をつけていることは実感しており、それが結果にも繋がっていると思います。

VGC2022 第1回予選(前回)
最終レート1840
ボーダー 1880(おおよそ)
→45戦消化済み あと2勝が必要だった

f:id:anpokemas:20230509190506j:image

 

VGC2023 第2回予選(今回)
最終レート 1763
ボーダー  1776(自分が知っている限りでは)
→45戦消化済み あと1勝が必要だった

f:id:anpokemas:20230509190519j:image

※計算はあくまで1敗(-10)→1勝(+10)でレートが+20という大雑把なもの
※去年の構築を記事にしていなかったので証拠として結果の画像を添付してます

 


来年こそは必ず予選を抜ける!!!

【SV・ダブル】没構築・ ぼっち・ざ・どっぐ

f:id:anpokemas:20221225113739j:image

構築

 

 

コンセプト

ストリンダーの爆音波を通していき、ノーマル技が効かないゴーストタイプはハカドッグのお墓参りで倒す。

 

 

構築経緯

友人のTomy(@sketchbook_0217)ストリンダーとハカドッグを並べて「ぼっち・ざ・ろっく!」をしたいと話していたのでその夢を叶えてあげることにした。


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ちなみにTomyは「ぼっちざろっく!」を見ていないらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

面白いから見ろ!!!!!!

 

 

 

 

 

構築完成までの流れ

ストリンダーとゴーストタイプの並びについてPokémon-Icon 849.pngPokémon-Icon 849a.png

ストリンダーはタイプ一致で打てるオーバードライブよりも爆音波の方がダメージが出るためストリンダーの攻撃性能を最大限まで高めるならばノーマルテラスタル爆音波をしたい。

爆音波の味方への被害を無くすには隣にゴーストタイプ、テレパシー、防音のポケモンを置く必要がある。

その中でもゴーストタイプは爆音波の味方への被害を無くすだけでなく、爆音波が効かないゴーストタイプに対して弱点を突けるため攻撃面における相性補完が良い。

 

ハカドッグとコノヨザルの差別点Pokémon-Icon 972.pngPokémon-Icon 979.png

今回ゴーストタイプの枠にハカドッグを採用することになったが現環境ではサーフゴーやコノヨザル、ドラパルトといった強力なゴーストタイプがいる。特にコノヨザルについては同じ物理アタッカーである。

 

現環境においてコノヨザルはスカーフ命懸けとビルドアップの2つの型が存在しており、ストリンダーと並べるのであれば盤面にいる時間が長いビルドアップ型の方が適していると考えている。

ビルドアップ型のコノヨザルは火力耐久ともに安定しており1匹だけで試合をひっくり返すほどの性能を持っているが準備に時間がかかってしまう

憤怒の拳は最大で威力が350まで上昇する強力な技だがその条件を満たすには味方に袋叩き要員を入れたり、相手の攻撃を受け切って徐々に火力を上げていく必要がある。

 

それに対してハカドッグは4vs4ダブルバトルにおいて先発2匹が倒れたあとに後発から出すことで出したターンから安定して威力150のお墓参りを叩き込めることが強みである。

 

このことからハカドッグの個性を活かすために「先発2体で素早さ操作をしながらまとめて退場して、後発のストリンダーとハカドッグで相手を倒す」という流れが確定した。

 

先発の素早さ操作+即退場についてPokémon-Icon 934.png

素早さ操作については隠密マントを持つことで猫騙しで怯まなくなり、先制で追い風ができるヤミカラスが一番相手に妨害されずに役割を遂行できると考えた。

退場技は隣のヤミカラスを巻き込みつつ相手にもダメージを与えられる大爆発が最適と考えて最大火力で打てるキョジオーンを採用することで即座に裏の2匹に繋げられるようにした。

 

 

残り2枠についてPokémon-Icon 282.pngPokémon-Icon 248.png

ハカドッグを選出しない場合にストリンダーのサポートができるサーナイト、そして承認欲求モンスター(見せポケ)としてバンギラスを採用した。

 

サーナイト拘りスカーフを持たせて凍える風をすることで追い風が切れてもストリンダーを上から通しやすくできる

またトリックルームを覚えるため選出画面でキョジオーンと並べることでこの構築の一番重要な初手の追い風+大爆発を読まれづらくすることにも貢献している。

 

バンギラスの枠については5匹で選出が完成しており、ハカドッグは砂かきが全く発動しないことや不意打ち等の先制技のダメージを抑えるために特性を直接攻撃の技を半減に抑えられるもふもふにしていた

しかし砂起こしや砂吐きがいないと特性がすぐにバレてしまい逆手を取られてしまうかもしれないためバンギラスを採用することで誤魔化そうという考えである。

 

 

使用個体

ヤミカラス(テラスタイプ:悪)

特性  :悪戯心

持ち物 :隠密マント

性格補正:S↑ C↓

努力値 :H4 A252 S252

実数値 :136-137-62-×-62-157

技構成 :追い風、ブレイブバード、挑発、黒い霧

※初手で爆発に巻き込まれて退場するためテラスタルをすることがないためテラスタイプは適当

 

Pokémon-Icon 934.pngキョジオーン(テラスタイプ:ノーマル)

特性  :頑丈

持ち物 :拘り鉢巻

性格補正:A↑ C↓

努力値 :H4 A252 S252

実数値 :176-167-150-×-110-87

技構成 :大爆発、岩雪崩、地震、ボディプレス

 

Pokémon-Icon 849.pngPokémon-Icon 849a.pngストリンダー(テラスタイプ:ノーマル)

特性  :パンクロック

持ち物 :拘り眼鏡

性格補正:C↑ A↓

努力値 :H4 C252 S252

実数値 :151-×-90-182-90-127

技構成 :爆音波、オーバードライブ、ハイパーボイス、ヘドロ爆弾

 

Pokémon-Icon 972.pngハカドッグ(テラスタイプ:ゴースト)

特性  :もふもふ

持ち物 :呪いの御札

性格補正:A↑ C↓

努力値 :H4 A252 S252

実数値 :148-168-120-×-117-120

技構成 :お墓参り、影打ち、サイドチェンジ、手助け

 

Pokémon-Icon 282.pngサーナイト(テラスタイプ:フェアリー)

特性  :テレパシー

持ち物 :拘りスカーフ

性格補正:C↑ A↓

努力値 :H4 C252 S252

実数値 :144-×-85-194-135-132

技構成 :凍える風、マジカルシャインムーンフォースサイコキネシス

 

Pokémon-Icon 248.pngバンギラス(承認欲求モンスター)

マスコットキャラクターであり、試合に出ることはないため数値等の記載は省略f:id:anpokemas:20221225111907j:image

 

 

基本選出 及び 立ち回り

先発:Pokémon-Icon 934.png

後発:Pokémon-Icon 849a.png Pokémon-Icon 972.png or Pokémon-Icon 282.png

 

vs 追い風軸

サーナイトを選出して追い風+凍える風でストリンダーが相手の上を取れるようにする

 

vs トリックルーム

初手のキョジオーンをノーマルテラスタルして全力の大爆発で相手を吹き飛ばす

 

 

対戦動画

youtu.be

この動画内ではテラスピースが足らずキョジオーンを岩のままで使用している。

しかしリキキリンが大爆発を耐えるなどノーマルテラスタルをしないと絶妙に火力が足りていない。

 

 

問題点

後発のポケモンの即登場のために自分の手持ち2匹を失う行動をしている。

そのため相手の選出しているポケモンやテラスタルが全て確認できてない状態でストリンダーの技を拘ってしまい、解除もできない状態になっておりテラスタルで耐性を変えられて有効打がないという場面がある。

 

また初手の大爆発によるダメージはあるがストリンダーとハカドッグで4匹を相手にすることになりがちなため倒しきれないことがある。

 

 

気づいたこと、感じたこと

この構築の可能性について

キョジオーンの枠をギガイアスに変更できると「大爆発によるダメージの増加」「ハカドッグの砂かきの選択肢が生まれる」といった強化が見込める。

 

相手の壁に対してハカドッグのサイコファング→ストリンダーの爆音波という流れをするにはハカドッグを最速にする必要があるが、そうすることでハカドッグの火力が足りなくなるといった弊害も生じてしまう。

しかしギガイアスの砂起こしにより準速でこのような動きを狙うことも可能となる

 

現在パルデア地方に生息していないため今後リザードンやエースバーンのような限定レイドや剣盾のようなDLCで追加されることを願うばかりである。

 

 

 

もしくはバンギラスが大爆発してくれ!

 

 

 

ストリンダーについて

素早さが75族と微妙なラインのため素早さ操作が必須であること、そして爆音波を採用する場合はゴーストタイプやテレパシー持ちを多く採用しなければならない。

しかしストリンダーが上を取れる状況さえ作れてしまえば超高火力の全体技で制圧できるため可能性は感じた。

特性のパンクロックによりニンフィアハイパーボイスやラウドボーンのフレアソングを半減で受けれるのも地味に強かった。

 

 

 

ハカドッグについて

選出に縛りはあるもののノーリスクで威力150のタイプ一致技を連打できるのはやはり強かった

追い風ターン(実質3ターン)だけでは守る等を絡められて倒しきれないことが多いため、砂起こしのターン数を8ターンまで延ばすさらさら岩を持たせたバンギラスと組み合わせることで戦いやすくなりそう

 

 

余談

実はこの構築を作る上で考案者とそれぞれ違った解釈をしていた。

 

Tomyの考え

ぼっち   → Pokémon-Icon 972.png ボチの進化系

ざ・ろっく → Pokémon-Icon 849.png ギター

 

 

自分の考え

ぼっち   → Pokémon-Icon 849a.png 見た目が似ている

ざ・どっぐ → Pokémon-Icon 972.png

 

並べてみるとこんな感じ

似てない?

 

ボチの進化系というのはちょっと無理があるし、だったらボチを使え!と思いつつも、後藤ひとりが演奏するのはギターだからギターのような音を出すハイな姿(ローなすがたはベースのような音を出すから山田リョウ)という考えは自分では思いつかなかった。

 

 

言われてみれば確かにハイの姿も似合うかもしれない。

ぼっち・ざ・ろっく!』4話感想・・・ぼっちちゃん作詞で大活躍! なぁ、このきららアニメ面白すぎなんだけど、ぼっちちゃんバグるところヤバすぎwww |  やらおん!

 

 

最後に

ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。

 

今回の構築はストリンダーとハカドッグを並べることを重要視していたため窮屈な立ち回りをする必要があったり、2匹の負担があまりに大きいのもあってあともう少しなのに勝ちきれないという場面が何度もありました。

 

しかしハマったときの爆発力は凄まじかったので気になった方は参考にしてみてください。

【剣盾冠・プリティプリマ】使用構築 及び 反省会

プリティプリマとは

高さが1m以下の未進化ポケモンのみが使用可能
・ルールはダブルバトル
ダイマックス(以降はDM)は使用可能

 

 

構築

f:id:anpokemas:20211214100605j:image

〈 コンセプト 〉

初手DMで残数有利を取る。

 

 

構築作成にあたって心がけたこと

基本選出がしっかりと決まっていて、やることはシンプルに!

相手に合わせた受け思考の戦い方では相手のバトルスタイルに応じて立ち回り方を変えなくてはならないため1戦にかかる時間が長くなる。
また被弾回数が多くなると急所や追加効果を引く回数も増えてしまうためストレスになりかねない。
普段のランクマでは期間が長いためその戦術でも良いが、短い期間で45戦も対戦するインターネット大会においては動きをパターン化させることでプレイングミスの原因に繋がる要素を極力減らしたいと考えている。

他には初見殺し要素があったり、相手の初見殺しを少しでもケアできるように持ち物を把握できるお見通しの採用もできると良い。
例)トリックリリックの f:id:anpokemas:20211111215839p:plainf:id:anpokemas:20211012225620p:plain   f:id:anpokemas:20211111213220p:plainf:id:anpokemas:20211111213237p:plain

また技外しによる負けは精神的にきつく次の試合にも引きずりかねないので鬼火や電磁波のような命中不安定技を前提とした構築や立ち回りは極力避けたい

 

 

環境考察

仲間大会の配信を見ていると以下のように環境が変化していると感じた。

①:高速DMアタッカー f:id:anpokemas:20211213181325p:plain
②:①に強い耐久型DMアタッカー f:id:anpokemas:20211213175539p:plain f:id:anpokemas:20211213181618p:plain
③:②の上から眠らせる f:id:anpokemas:20211213175747p:plain

そのため最終的にはポリゴンやGサニーゴが防塵ゴーグルを持ったり、凍える風等の素早さ操作を絡めたり、素早さを早くしてくるのではないかと予想している。

また使用率上位のポケモンに対して岩技と電気技が比較的通りが良いと感じた。
特に電気技はサルノリの存在で地面タイプのポケモンを採用しづらいのが大きいと考えている。

 

 

構築完成まで

〈 ガチトリル軸 〉

電気技の中でも非常に強力なライジングボルトを打てて、フィールドを書き換えてくるサルノリに対しても強いコイルを軸にすることからスタート。

コイルがそれほど早くないこと、そしてあくまで予想ではあるが素早さ種族値がほぼ同じのポリゴンがモンジャラの上から攻撃を通せるようにしたりと眠り粉を使えるモンジャラを意識して素早さのラインを上げた構築が増える可能性があるため、トリックルーム軸で使用することにした

トリックリリックでとり。さんが使用していたヨノワールモンジャラの並びがお見通しによる情報アドバンテージも相まって安定感があるためそれぞれの進化前であるヨマワルモンジャラトリックルームを始動することにした。

残り1枠はコイルのダイサンダーで展開したエレキフィールドを書き換えることなく、トリックルームが切れてもスイーパーとしての役割を担えるドッコラーにした。

f:id:anpokemas:20211213175055p:plain f:id:anpokemas:20211213175858p:plain f:id:anpokemas:20211213175747p:plain f:id:anpokemas:20211213180103p:plain

 

 

補完枠については以下の通り試行錯誤していた。

・ニューラ+タンドン
コイルやモンジャラは晴れパに弱いのでそれに強いタンドンと相手の気合いの襷を潰しながら蒸気機関を発動できるニューラ。

・ニューラ+コマタナ
サニーゴの突破があまりにもきつかったのでコマタナを入れることでDM権を使わずに圧をかけてスイッチトリルでコイルを通す動きもできるようになった。

ユニラン+リオル
ユニランは特性の防塵により防塵ゴーグル無しでもモンジャラを恐れずに戦えて、コイルのダイスチルで防御を上げながら瞑想を積むことで詰めていけるだけでなく、2回目のトリックルームを狙ったり、アシストパワーで自身も攻撃に参加できたりと相性が良さそうだと感じた。
まねっこトリックルームを活かした初手DMやコーチングによる防御面のサポートも兼ねてリオルと並べた。

ユニランシズクモ
コイルの苦手な地面タイプに対して強く、水浸しからのダイサンダーというコンボも狙えるシズクモ

ユニラン+ポリゴン
ユニランをアタッカーとして使ってみたいと思い、今までユニランの役割であった2回目のトリル展開と詰め筋をポリゴンですることにした。


ここでふとあることに気づいた。

わざわざトリルを狙わなくても良いようにできないか?

 


〈 両対応型 〉
今までトリル展開にばかり拘っていたがそれではゴンベを突破するのがあまりにもきつい。また怒りの粉やこの指止まれで守りながらDM技を通していく動きの方が手っ取り早いのではないかと考えて以下の通りに構築を変更した。

f:id:anpokemas:20211213175055p:plain f:id:anpokemas:20211213175858p:plain f:id:anpokemas:20211213175245p:plain f:id:anpokemas:20211213180103p:plain f:id:anpokemas:20211213175539p:plain f:id:anpokemas:20211213180417p:plain

 


・選出パターン

トリル展開
先発:f:id:anpokemas:20211213175858p:plain + f:id:anpokemas:20211213175245p:plain
後発:f:id:anpokemas:20211213175055p:plain + f:id:anpokemas:20211213180103p:plain

初手DM展開
先発:f:id:anpokemas:20211213175245p:plain + f:id:anpokemas:20211213175055p:plain or f:id:anpokemas:20211213175539p:plain
後発:f:id:anpokemas:20211213180417p:plain + f:id:anpokemas:20211213180231p:plain


・変更点
モンジャラトゲピー
防塵ゴーグル持ちやモンジャラ等の草タイプの攻撃から味方を守れないため。

②ポリゴン、ペロッパフの採用
コイルはトゲピーで守りきれない熱風や地震といった全体技に対して弱いため、それらに対して余裕を持って耐えられてタイプ一致のダイアタックで攻撃しながら素早さ操作もできるポリゴンを採用することで相手によってDM枠を選択できるようにした。

ペロッパフはコイルの素早さ面のカバーや火力面の補強だけでなくDM枠が苦手とするダクマやドッコラー等の格闘タイプのスイーパーに対して強いため採用している。

 


〈 構築完成 〉
両対応型で回した結果、普段見ないポケモンばかりということもあって相手の素早さラインをあまり把握できずトリックルームを逆手に取られたり、身代わりや眠り粉で時間を稼がれたりしてトリル展開が狙いづらかったので止めることにした

そこでヨマワルの枠をスイーパー性能を持ちながら耐久力のあるポケモンを毒々で倒せるベベノムを採用して完成。

f:id:anpokemas:20211213175055p:plain f:id:anpokemas:20211213175245p:plain f:id:anpokemas:20211213180103p:plain f:id:anpokemas:20211213175539p:plain f:id:anpokemas:20211213180417p:plain f:id:anpokemas:20211213182126p:plain

 

 

使用個体

f:id:anpokemas:20211213175055p:plainコイル
f:id:anpokemas:20211214112459j:image
S…S-2の最速115族抜き(ニューラ意識)

役割:DMで相手の残数を減らす

 

f:id:anpokemas:20211213175539p:plainポリゴン
f:id:anpokemas:20211213185059j:image
S…S4振り40族抜き(ポリゴン意識)

役割:DMで相手の残数を減らす

 

f:id:anpokemas:20211213175245p:plainトゲピー
f:id:anpokemas:20211214104828j:image
D…ダウンロード対策(コイルと並べてB<Dになるように)

役割:DM枠の隣に並べてサポート

 

f:id:anpokemas:20211213180417p:plainペロッパフ
f:id:anpokemas:20211214113821j:image
S…軽業発動で準速スカーフ72族抜き(ダクマ意識

役割:エレキシードを発動させてDMのサポートと攻撃を両立する

 

f:id:anpokemas:20211213180103p:plainドッコラー
f:id:anpokemas:20211214104720j:image
H…2n

S…S-2の準速60族抜き
役割:スイーパー

 

f:id:anpokemas:20211213182126p:plainベベノム
f:id:anpokemas:20211214104749j:image
H…16n-1

役割:スイーパー

 

 

選出パターン

先発:f:id:anpokemas:20211213175055p:plain or f:id:anpokemas:20211213175539p:plain + f:id:anpokemas:20211213175245p:plain
後発:f:id:anpokemas:20211213180417p:plain + f:id:anpokemas:20211213180231p:plain or f:id:anpokemas:20211213182126p:plain

 

 

結果

f:id:anpokemas:20211214100709j:image

最高レート 1638
最終レート 1607
最終順位  354位
勝敗    16勝 8敗 (勝率:66.6%)

 

 

反省点

①コイルを握っていたこと
試合を通して電気技の通り自体は良かったと感じている。

しかしコイルの耐久力は予想以上に低くかったためDMターンをフルで使うのが容易ではなくポリゴンしか使っていなかった。

 

ベベノム努力値振りについて
HPを調整して恩恵を得られた場面がほぼなく、逆に火力が足りないことが多かったためCS極振りで良かった。

 

③ポリゴンミラーに対しての明確な回答がない
当たったほとんどの構築にポリゴンが入っていてDMをしてくるので、これらのメタを厚くできていれば良かったと後悔している。

 

④途中で諦めていたこと
これは構築ではなくプレイヤー本人の問題。

元々序盤の流れが悪いと大会に対するモチベーションが落ちてしまいがちだが、今回の大会ではそれに合わせてサーバーのエラーにより対戦が思うようにできなくなるといったトラブルもあり結果的に日曜には潜ることがなかった。(予定があったというのもあるが)

そのため今後の大会では最後まで諦めず潜ることを意識する必要がある。

 

 

最後に

ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。

今年最後の公式大会で反省すべき点が多い残念な結果にはなりましたが、ニューラ+ポリゴンが上位を独占する結果となっており考察段階の時点で考えていた「素早さ操作を絡めたポリゴン」「素早さを早くしたポリゴン」という環境の読み自体は間違っていなかったと思います。

今年は公式大会で最終2桁以内を達成できたので、来年は公式大会の最終30位以内、そして全国大会予選通過を目指して頑張っていきたいと思います。

【剣盾冠・仲間大会】漢の準速レジロック

 

仲間大会『Legis』について

レジ系統のみが使用可能

・ルールはダブルバトル

ダイマックスは無し(シリーズ10準拠)

 

レジ系統は6匹しかいないため構築は固定となり、相手の構築によって選出を変える必要がない

 

 

構築

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レジアイスレジギガスのせいでレジロックも悪ふざけしているようにしか見えない

 

 

コンセプト決定まで

f:id:anpokemas:20211021223731p:plain f:id:anpokemas:20211021223750p:plain が強そう

 ↓

f:id:anpokemas:20211021223808p:plainがきつそう 

f:id:anpokemas:20211021223801p:plainも瞑想積まれるとやや怪しい

 ↓

最大火力でボディプレスが打てるf:id:anpokemas:20211021225847p:plainで倒せば通しやすいのでは???

 

 

使用個体

レジエレキ

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努力値配分

H…16n-1
HD…控えめレジエレキの10万ボルト確定2耐え
S…スカーフ最速80族抜き(レジドラゴ意識)

 

〈白いハーブについて〉

レジエレキ+スカーフレジドラゴの並びに対してエレキネットで素早さを下げられるとたとえ最速であってもレジドラゴのドラゴンエナジーで何もできずに倒されてしまう

そのためエレキネットで素早さを下げられてもレジドラゴに上を取られないように白いハーブを持たせることにした。

 

 

レジドラゴ

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〈竜巻について〉

威力が40と低いが命中安定の20%で怯みを狙える全体技であるため実質ガラルファイヤーの専用技の燃え上がる怒りである。
そのため相手を怯ませればまだ勝ち筋があるときなどに使用できればと思い採用。

 

 

レジロック

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※特性について

システム上クリアボディしかなかったが実際は頑丈

 

〈漢の準速鉢巻ワンウェポンについて〉

レジエレキやレジドラゴの天敵であるレジアイスに強く、詰め性能の高いレジスチルに対しても拘り鉢巻ボディプレスを上から打つことで積ませる余裕を与えない。

タイプ一致で打てて相手全体にダメージを与える岩雪崩等で拘るとレジスチルの起点となってしまうためボディプレスを打つ以外の選択肢がなかった

そのためボディプレスの火力を最大限まで上げるためにBに極振り。残りはHPや特防に振ってもレジエレキやレジドラゴの特殊技を2発以上は耐えられないためあまり恩恵がなさそうと思い素早さに振ることで同じ素早さ種族値レジアイスレジスチルより先に動けるようにした

ボディプレスワンウェポンのため実質ABS極振りというインチキ性能となった。

 

 

レジスチル

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努力値配分

S…ミラー意識

 

 

f:id:anpokemas:20211021223808p:plainf:id:anpokemas:20210411111317p:plainは選出しないため省略

 

 

選出パターン 及び 立ち回り

先発:f:id:anpokemas:20211021223731p:plainf:id:anpokemas:20211021225847p:plain

後発:f:id:anpokemas:20211021223750p:plainf:id:anpokemas:20211021223801p:plain

 

障害となるポケモンレジロックで倒しながらレジエレキやレジドラゴを通していく、もしくはレジスチルで詰める。

相手のレジエレキに対してはエレキネットを当てておくことで後発のレジドラゴで縛れる状況を作る。

 

 

結果

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最高レート 1600

最終レート 1600

最終順位  1位

勝敗    7勝 0敗

 

 

その他

大会参加者の方が動画を出していました。

・1戦目(レート1500時点)

youtu.be

 

・2戦目(レート1586時点)

youtu.be

 

まさか仲間大会で再戦するとは思ってなかったw

 

 

最後に

ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。

レジロックが環境に刺さりすぎて仲間大会で初の1600到達と1位を取れて嬉しかったです。

 

ただレジアイスにはヒウンアイス持たせたかった。(何度もバトルカフェを回ったが出なかった)